全球ビデオを撮影できるカメラ「RICOH THETA S」などが登場し、360度動画の投稿にYouTubeやFacebookが対応して、全球ビデオを楽しめる環境が整ってきた。
今回紹介する全球カメラ「Luna」は、こうしたビデオの撮影や視聴をさらに手軽にしてくれそうだ。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Lunaは、直径6cmのボール型をしたカメラ。画角190度の魚眼レンズカメラを2個搭載しており、両カメラの画像や映像を合成して全球を一度に撮影する。ミニ三脚に取り付けた姿は“目玉おやじ”そのものでユーモラスだが、スペックは手ぶれ防止、防水、リアルタイムプレビュー、ライブストリーミングなど侮れない。
手ぶれ防止機能は、内蔵する9軸ジャイロスコープで実現。カメラをどんな向きにしても映像の水平を保つ機能も、ジャイロスコープを使っている。
防水性はIP68相当。紹介映像ではLunaを水の中に投げ込んでいるので、かなり手荒く扱っても問題なさそうだ。
無線LAN(Wi-Fi)でスマートフォンと連携し、専用アプリでリアルタイムに映像を確認できる。ライブ配信も可能なので、ライブなどのイベントでこれまでにない臨場感の映像を配信できるだろう。
Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間12月9日12時)で約3万ドルの資金を集めている。
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