Mozillaが9月に開始した「Tiles」広告機能が近く終了する。Tilesは、ブラウザで新しいタブを開くと興味のありそうなサイトをタイル表示する機能だ。
MozillaはTilesによる広告を中止するが、今後数カ月かけてTilesを終わらせる中で、現在の取り組みについては最後まで責任を持つと、コンテンツサービス担当バイスプレジデントのDarren Herman氏はブログで述べている。
Tilesは終了するが、Mozillaが広告への取り組みから完全に手を引くわけではない。
同氏は「Firefoxを使った広告は素晴らしい事業になる可能性もあるが、現時点では正しい事業ではない。ユーザーにとって中核となる体験に集中したいためだ。われわれの製品でコンテンツ体験およびコンテンツ発見を再度作り出したい」と述べた。
「Mozillaはこれからも、あらゆる人のために広告エコシステムのバランスをさらによくする方法や、ユーザーのプライバシーを尊重し、透明性、選択、管理に基づいた体験を提供する優れた製品を開発する方法を探り続けていく」(Herman氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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