「Google マップ」の改ざんで3人が書類送検--グーグルがコメント

 東京都内の弁護士事務所の名称を使って、グーグルの地図情報サービス「Google マップ」を改ざんし、同事務所の業務を妨害したとして、警視庁が盛岡市、愛知県、大阪市の男性3人を書類送検したことが、12月1日に報じられた。

 Google マップ上のさまざまな施設の名称が改ざんされていたことが明らかになり、2015年4月に騒動となった。たとえば、皇居内の施設に「オードリー春日トゥース」、警視庁本部に「恒心教警視庁サティアン」、広島の原爆ドームに「核実験場」などといった名称が書き込まれた。被害は海外にも及び、グーグルが削除対応に追われた。

 犯人の書類送検を受け、グーグルは以下のようにコメントした。

 「不適切な場所情報がGoogle マップに表示されたことについて、改めてご迷惑、ご心配をお掛けしたことをお詫び致します。Google マップには、ユーザーから新店舗の開業や既存店舗の移転などに関する場所情報が寄せられており、その大多数は有益なものです。Googleでは、不正確な場所情報の検出や防止を始めとする対応を強化しています」

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