Mark Zuckerberg氏は、まもなく誕生する娘と一緒に過ごすために2カ月間の休暇を取得する。
Facebookの最高経営責任者(CEO)であるZuckerberg氏は米国時間11月20日、自身のアカウントにメッセージを投稿し、同社が定める4カ月の育児休暇期間の約半分を取得する意向を明らかにした。Facebookの規定によると、同氏は娘が1歳になるまでの間に、残りの2カ月の休暇を取得することができる。
「働く両親が生まれたばかりの子供と過ごす時間をもった場合、その子供と家族に良い効果をもたらすとの研究結果がある」(Zuckerberg氏)
Zuckerberg氏は日頃、私生活についてあまり明かさず、過去数年間の自身のFacebookプロフィールへの投稿は、ほとんどが仕事、慈善活動、愛犬Beastについてのものだった。
それが2015年に入り、Zuckerberg氏が今年は2週間に1冊本を読むという個人的な課題を設定したころから、そうした傾向は変化し始めた。「A Year of Books」と題したこのプロジェクトを、同氏は教育、政治、テクノロジ業界全般について議論する場としている。
7月には、同氏と妻のPriscilla Chanさんの間に、初めての子供となる女の子が誕生予定であることも明らかにした。その発表の際に同氏は、夫妻が子どもを授かるまでに、3度の流産を含む問題に直面したことを語った。「ほとんどの人は流産について話し合わない。この問題のせいで疎外されたり、自分の評価が下がったりするのを心配するからだ。まるで自分に欠陥があるか、自分が何かしたせいで流産したかのように思ってしまう。そこで1人で苦悩することになる」
Zuckerberg氏はそれ以降、自身の家族について明かすことが多くなっており、生まれてくる娘のことを公の場で話をしたり、同氏の家においてテクノロジが担うであろう役割について語ったりしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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