Practo Searchは、PC版とモバイル版が提供されているが、今回はモバイル版を試してみた。アプリの主な機能は、「医師・病院検索」、医師に無料で質問できる「コンサルト」、メールアドレスや電話番号などを登録する「個人情報ページ」、「アポイントメント管理」の4つ。
「医師・病院検索」では、歯科や耳鼻科など全部で11の科から医師を探すことができる。今回は、Psychiatrist(精神医学)を選択してみた。すると、現在地近辺の医師や病院が表示される。現在地からの距離、当日の診療可否、ほかのユーザーから受けた推薦の数、診療価格などが表示され分かりやすい。これらの情報をもとに医師や病院を選択する。
選択すると、医師や病院を紹介するページへと遷移する。医師の顔写真や学歴、経験年数や推薦の数、診療費、病院の場所を表す地図が表示される。さらにページを下へとスクロールすると診療可能な時間やレビューの内容を閲覧できる。一番下に予約ボタンがある。
予約ページで診療日時、Eメールアドレス、電話番号を入力すれば予約完了。Eメールアドレスと電話番号は「個人情報ページ」で事前に入力しておけば自動入力される。
多くの選択肢から診療先を決めることができ、また事前に医師の情報を知ることで不安を解消することができた。多くの医師や病院の情報を集めるために、サービスの提供を開始したばかりのころは、Practoの営業担当者が病院を1件ずつ訪問したのだそうだ。
インドの医療記録のデジタル化率は依然20%前後だが、Shashank氏はこれを今後3~4年で80%まで引き上げようとしている。そして、いずれはビジネスプロフェッショナルのためのLinkedIn、ソーシャルライフのためのFacebookのように、「健康管理のためのPractoになりたい」と話す。
(編集協力:岡徳之)
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