配車サービスGrabTaxi Holdingsが、新たな資金調達ラウンドで3億5000万ドル超の資金を調達した。同社は、東南アジア全域でサービスの拡大を目指している。
GrabTaxi Holdingsは現地時間8月19日の声明で、同社で過去最大規模となった今回の資金調達ラウンドには中国と米国の投資家らが加わり、これで資金調達総額が約7億ドルに増大すると述べた。GrabTaxiの最新の調達ラウンドには、ソフトバンクやシンガポールのVertex Venture Holdingsを含むこれまでの投資企業に加え、米国の投資会社Coatue Management、中国の政府系ファンド中国投資有限公司(CIC)のほか、Didi Kuaidiが新たに参加した。
Didiは中国のライドシェアリングサービス大手で、360都市で事業を運営しており、1日あたり300万件の乗車を扱っているとされている。
GrabTaxiのグループ最高経営責任者(CEO)で共同創設者のAnthony Tan氏は、今回Didiを投資家として迎えたことで、GrabTaxiはDidiと緊密に連携し、双方の経験を「活用する」ことを目指していくと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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