NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクは11月16日、ドコモが提供する緊急速報「エリアメール」、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクが提供する「緊急速報メール」において、気象庁が発表する「特別警報」の配信を、11月19日午前11時に開始すると発表した。
各社が提供する緊急速報「エリアメール」および「緊急速報メール」は、特定エリアの携帯電話やスマートフォンなどに対して輻輳の影響を受けにくい方式でメッセージを一斉配信するサービス。気象庁が2013年8月30日より運用を開始した「特別警報」は、予想される現象が異常である場合に、重大な災害の起こる危険性が高いことを警告する防災情報。
これまで、緊急速報「エリアメール」と「緊急速報メール」では、気象庁が発表する「緊急地震速報」や「津波警報」、各自治体が住民に避難勧告などを発令する「災害・避難情報」を配信してきたが、これに「特別警報」が追加される。
新たに配信されるのは、数十年に1度発生する規模の大雨、暴風、高潮、波浪、暴風雪、大雪が予想される場合に発表される「気象等に関する特別警報」と、居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生または、予想される場合に発表される「噴火に関する特別警報」。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」