NTTドコモは3月10日、多言語に対応した緊急速報「エリアメール」の試作アプリを開発したと発表した。気象庁が配信する緊急地震速報や津波警報について、外国人にわかりやすく伝えることを目的としているという。
このアプリでは、緊急地震速報や津波警報を受信した際に流れる音声ガイダンスと受信したメッセージが、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語に対応する。
開発は内閣府 総合科学技術・イノベーション会議における戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の一つである「レジリエントな防災・減災機能の強化」の研究開発計画の一環で行われ、受信メッセージの制作にあたっては、気象庁も協力したという。なおこのアプリは、宮城県仙台市で開催される国連防災世界会議で展示されるとのこと。
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