日本電気(NEC)は11月11日、先進のICTで社会課題解決に貢献する社会ソリューション事業を推進する上で、今後の中核技術とされる人工知能(AI:Artificial Intelligence)技術の開発や、同技術を用いたソリューションの展開を強化すると発表した。NECは1980年代から関連技術の開発を進めている。
人工知能技術の開発を強化するとともに、技術を活用した安全な社会・まちづくり、インフラの安全監視、エネルギーの需要予測や効果的な制御、企業の顧客サービス向上や業務効率化などを実現する各種ソリューションを開発、展開する。これにともない、研究・開発やコンサルティングなどに関わる人工知能関連要員を、2020年度までに約1000人に拡充する予定とのことだ。
なおNECは、ビッグデータの分析技術を活用したユーザーの新事業創出や課題解決の取り組みについて、その目的や技術の適用方法などを明確にするコンサルティングサービス「ビッグデータディスカバリープログラム」を2012年から提供している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」