Microsoftは米国時間11月5日、走行距離追跡アプリ「MileIQ」の開発元であるMobile Data Labsの買収を発表した。金銭的条件は明らかにしていない。
MileIQは、モバイル機器に内蔵されたセンサを利用して、税控除を受けるために、仕事で運転した距離のデータ取得や記録、算定を行う。
Microsoftのブログによると、MileIQはユーザー数が100万人を超え、「iTunes Store」では20カ月連続で収益が最も大きいファイナンスアプリとなっているという。このアプリは「Google Play」ストアでも公開されている。
Mobile Data Labsは2013年に設立され、主にデータインテリジェンスを利用したモバイル業務の簡略化に取り組んでいる。今後は、Mobile Data Labsチームは「Office 365」や「Office Graph」を利用して、さらにアプリやサービスを開発していく予定だ。
「Windows 10」版や「Windows 10 Mobile」版MileIQのリリース時期については、Microsoftのブログで言及していない。
MicrosoftによるMobile Data Labsの買収は、生産性アプリや生産性サービスに全面的に注力するというMicrosoftの方針に沿ったもので、「Acompli」「Sunrise」「Wunderlist」など、数を増やしつつある同社の「iOS」および「Android」向け主力アプリを補完する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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