Appleのモバイル決済システムがAmerican Expressの協力を受け、米国外での利用可能地域を拡大することになった。
「Apple Pay」は、「iPhone」を使って店のレジで商品やサービスを購入できるようにするサービスだ。Appleの最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏は米国時間10月27日、2015年内にカナダとオーストラリアのAmerican Expressの顧客向けにApple Payを利用可能にする予定だと投資家との電話会議で述べた。同社は2016年にスペイン、シンガポール、香港にも同サービスを広げる計画だ。
AppleとAmerican Expressの提携により、これまで米国と英国だけに提供されていたApple Payの展開が早まる可能性がある。スマートフォンを財布としても機能させるアイデアを推し進めようとしている大手テクノロジ企業は、Appleだけではない。Googleやサムスンも同様のサービスを提供している。
Cook氏は、Apple Payが引き続き拡大すると楽観的に捉え、毎月の取引件数は2桁台の成長が続いていると述べた。
Appleが電話会議の前に発表した第4会計四半期(9月26日締め)決算では、「iPhone」の販売台数がわずかに期待に届かなかったものの、同四半期の利益が予想を上回った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス