日本マイクロソフトは10月22日、「Surface Pro 4」を11月12日に発売すると発表した。一般向けには全国量販店およびMicrosoft Store(オンラインストア)にて10月23日0時から、法人向けには認定Surfaceリセラー各社にて10月23日より順次、予約と受注を開始する。
Surface Pro 4は、米国時間10月6日に行われた「Windows 10」イベントで発表された製品だ。国内ではこれまでSurfaceに関する展開は明らかにされてこなかった。
Surface Pro 4は、マグネシウム合金製の筐体、マルチポジションが可能なキックスタンドなどのSurface Pro 3の特長はそのままに、さらに高性能化したWindows 10搭載のデバイスだ。
Surface Pro 3の本体をさらに薄型軽量化(薄さ約8.4mm、重さ約766g:Core m3モデル)し、モビリティを追求しつつ、インテル第6世代Coreプロセッサを採用することで性能面でも進化。Surface Pro 3と同じ本体サイズに、より大型となる高精細2736×1824(267ppi)の12.3インチ「PixelSenseディスプレイ」を搭載した。
さらに、性能向上に加え、静音設計や排熱処理なども改善しており、バッテリ駆動時間は最長約9時間を実現している。
閲覧中のウェブサイトに、タッチやSurfaceペンを使って直接メモなどを書き込み、家族や友人、同僚と共有できるウェブブラウザ「Microsoft Edge」、タイプ カバーの着脱にあわせて、キーボードおよびマウス操作に最適なデスクトップ モードとタッチ操作に最適なタブレットモードを自動で切り替える「Continuum」機能を備える。
さらに顔認識フロントカメラによる簡単かつ安全なログインを可能にする「Windows Hello」、Surfaceペンのトップボタンを長押しすると起動するパーソナルアシスタント「Cortana」(日本では未対応)など、Windows 10の新機能に対応する。
新たに提供する各種アクセサリ類も一新し、タイプカバーやSurface ペンもそれぞれ多色展開する。好みのカラーや組み合わせを楽しめるようになっている。
Surface Pro 4 タイプカバー(1万6400円)は、新たに独立キー型のキーボードを採用。タッチ パッドもさらに大きくなり使いやすさが向上している。新色のティール グリーンを加えた5色(ブラック、ブルー、シアン、レッド、ティール グリーン)で展開する。なお、Surface Pro 3でも利用可能だ。
Surfaceペン(7800円)の筆圧感知機能は1024段階に向上し、PixelSenseディスプレイとの組み合わせにより、一層自然かつ滑らかに書けるようになった。Surfaceペン先キット(1400円)に同梱される4種類のペン先を使い分けられる。Surfaceペンは、Surface Pro 4本体側面にマグネットで着脱できる。
Surfaceドック(2万5400円)はMini DisplayPortやUSBなどの拡張性を備えた小型のポートリプリケーターだ。
なお、Surface Pro 4タイプカバー シアン、およびシルバー以外のSurfaceペンについては12月の発売を予定しており、発売日は別途発表するとしている。
本体は、一般向けが12万4800円~、法人向けが11万1800円から。一般向け Surface Pro 4は、1テラバイトのクラウドストレージOneDriveが利用できる、日本市場向けのMicrosoft Office搭載(Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービス)モデルとして提供する。法人向けモデルはつかない。構成と価格は下記の通りだ。
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