「Surface Book」の先行予約がMicrosoftのウェブサイトで再開された。ただし、自宅に届くのは当分先になりそうだ。
着脱式キーボードによってノートPCからタブレットに変身する「Windows 10」搭載Surface Bookは、米国時間10月26日に発売される予定だ。先行予約の受付は10月7日に開始されていた。だが、13日になって、Microsoftのオンラインストアには「入荷したら電子メールで通知を受け取る」ためのメッセージが表示されるようになり、Surface Bookの5つのモデルすべてで、先行予約分の在庫が売り切れたことを示していた。
Surface Bookは15日、Microsoftのウェブサイトで再び先行予約が可能になったが、かなり遅めの出荷予定日が表示されている。具体的には、3つのモデルの出荷時期が5〜6週間後、残りの2モデルの出荷時期が7〜8週間後となっている。Microsoft直営店でもSurface Bookの先行予約をしてみることはできるが、製品が届けられるまで待つ時間は変わらない。
Surface Bookは、コンピュータの需要が全体的に低迷する中で、市場に大きな変化を起こすことを狙った製品だ。Microsoftの目的は、同社初の自社製ノートPCの売上を高めるだけでなく、他のPCベンダーに対し、Windows 10を最大限に活用したノートPCのあり方を示すことにある。Microsoftの各種端末を統括するPanos Panay氏は、Surface Bookを「これまでに作られたPCの中で最も薄く、最も強力だ」と述べている。
だが、Microsoftがまず行うべきなのは、Surface Bookを消費者の手に届けることだ。
Microsoftの広報担当者は14日、「Surface Bookの需要は好調で、10月26日に出荷する先行予約分の在庫は既に売り切れた。10月26日に店頭で発売する台数は限定的になる見通しだ」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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