MicrosoftとLG Electronicsは韓国で現地時間10月14日、モノのインターネット(IoT)機器向けの「Windows」OSを開発するための新たな提携を発表した。
MicrosoftのWindows and Devices Group担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるTerry Myerson氏は、ソウルにあるLG本社で開かれたLGのハードウェアに関するイベントに出席した。このイベントでLGは、「Windows 10」を搭載する多数の新端末を発表した。LGとMicrosoftは最近、多数の分野で提携しており、IoT機器に関する今回の提携はその延長線上にある。
「MicrosoftのWindows 10を搭載するLGの超薄型ノートPC『LG gram』はMicrosoft Storeにおいて世界中で好調な売れ行きを示しており、われわれの提携はそれを実現したのと同じ力に基づいている」とMyerson氏は述べた。
Myerson氏に加わって登壇した、LG Electronicsのホームエンターテインメント部門を統括するKwon Bong-seok氏は、「Microsoftとの提携によって、われわれは市場初となるWindows OSベースのIPTVも発表した。そして今度は、Windows OSを利用する新しいIoT機器を開発することができる」と述べた。
LGのTV部門を統括するKwon氏は、タブレットやさらなるノートPCなど、Windows 10搭載の他の機器を2015年末までに投入するべく同社が準備中であることを明かした。しかしKwon氏は、Windows搭載スマートフォンが登場するかどうかについては明言しなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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