大東建物管理は10月14日、賃貸住宅に特化したクレジットカード決済代行会社のハウスペイメントを設立したと発表した。決済にはソフトバンク・ペイメント・サービスの決済システムを採用する。
大東建託グループでは、クレジットカード決済をいち早く取り入れていたが、高額な手数料により、実際には銀行振込や口座引落としの支払いが中心だったという。不動産業界で最低水準の決済手数料を実現することにより、賃貸不動産業界におけるクレジットカード決済をさらに普及させるとしている。
2016年春より大東建託グループが一括借り上げする建物だけでなく、全国の不動産会社が扱う建物なども対象にサービスを提供する予定。今後は、電気・ガス・水道などのインフラ料金、不動産保険料などにも順次クレジットカード決済を拡充する予定だという。
ソフトバンク・ペイメント・サービスは、Visa、MasterCardのメンバーシップライセンスを保有しており、今回、両ブランドのアクワイアラー(クレジットカード加盟店契約会社)としての役割も担う。今後は、クレジットカード決済の業務提携に加え、両社のグループ各社と連携し、スマートフォンやタブレットなどの通信機器を活用したサービスや電力サービスなどの取り組み・連携も検討するという。
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