iPhone 6s Plusのカメラについて詳しくは、Andrew Hoyle記者による自撮り写真の比較、暗所でのカメラテスト、屋外でのカメラテストを見てほしい。iPhone 6s Plusのカメラ性能を示す写真が多数掲載されている。iPhone 6s Plusの前面「FaceTime」カメラはiPhone 6sのものと同じだが、背面の「iSight」カメラは暗所での画質が若干優れているようだ。
例年同様、製品名の「s」は「speed」を意味する。iPhone 6sは複数の方法で高速化を実現しており、具体的には、より高速な「A9」プロセッサの採用、RAM容量の倍増、改善されたWi-Fiアンテナとより高速なLTEデータネットワーク(「LTE Advanced」)による無線通信の高速化、ホームボタンの「Touch ID」センサの高速化がある。
Touch IDでのロック解除は非常に高速になり、ロック画面がほとんど見えないほどだ。一瞬でロックが解除される。複数のアプリを同時に実行しているときも(筆者はいつもそうだ)、アプリの切り替えは従来機種よりはるかにスムーズで、なおかつ前に使ったアプリの状態をより正確に「記憶」する。「Netflix」「Geometry Wars 3」「Safari」の切り替えも非常に簡単だった。
他の多くのsモデルがそうだったように、こうした高速化によって動作がより軽快に感じられる。「iOS 9」は、iPhone 6では少し動作が遅いと感じることもあるが、iPhone 6sではバターのように滑らかに動く。ベンチマークのスコアだけを見れば、新型iPhoneは驚異的な速さだ。2014年の「iPad Air 2」より速い。だが当然ながら、その強力な性能はiPadより小さなスクリーンで利用することになる。また、スクリーンを分割する真のマルチタスキング機能も利用できない。
次回に続く。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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