ソニー、手回し充電からCDラジオまで--ワイドFM対応のラジオ5機種

 ソニーは10月5日、ワイドFM放送(FM補完放送)に対応したラジオとして、FM/AMアナログラジオ「ICF-306/P36/P26」、手回し充電ラジオ「ICF-B99/B09」の5機種と、CDラジオ「ZS-RS80BT」を発表した。10月17日より順次発売する。

 ICF-306/P36/P26の3機種は、持ち運びに便利なコンパクトサイズのポータブルラジオ。ICF-306/P36は横型で、ICF-P26は縦型だ。3機種とも、手持ちのステレオヘッドホンを用いてモノラル音声を両耳で聴くことができるヘッドホンジャックを装備した。想定税別価格は、ICF-306が4500円前後、ICF-P36が2500円前後、ICF-P26が2500円前後となる。発売は10月17日。

  • 「ICF-306」

  • 「ICF-P36」

  • 「ICF-P26」

 ICF-B99/B09は、非常時に手回し充電ができ、スマートフォンや携帯電話への充電も可能。ICF-B99は、USB AC充電と太陽光充電にも対応している。想定税別価格は、ICF-B99が9500円前後、ICF-B09が8500円前後となる。発売は11月7日。

  ZS-RS80BTは、ラジオの予約録音を最大10件までSDカードやUSBメモリに録音でき、CD再生も可能。BluetoothおよびNFCにも対応し、スマートフォンやタブレット、ウォークマンなど対応機器の音楽を、手軽にワイヤレス再生ができる。発売は11月28日。想定税別価格は1万4000円前後となる。

  • 「ICF-B99」

  • 「ICF-B09」

  • 「ZS-RS80BT」

 ワイドFMとは、AM(中波)放送局の放送区域において、難聴対策や災害対策のためにFM(超短波)の周波数を用いて、補完的にAMラジオ番組を放送するもの。2014年12月より秋田など一部地域で先行的に開始されており、この10月より首都圏において試験放送を開始。12月には本放送を開始する予定だ。

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