NetMarketShareによると、9月にデスクトップOSによって生成されたすべてのウェブトラフィックのうち、「Windows 10」によるものは6.6%だったという。この値は8月の調査結果である5.21%から増加しているものの、その差は1.5ポイント未満にとどまっている。
NetMarketShareの8月の調査では、無償アップグレードの効果もあってか大幅なシェアの増加が示されていた。しかし、9月の増加はわずかなものとなっている。ただし、この減速がスタートダッシュの終わりを示しているのか、それとも9月だけの一時的な中休みを示しているのかはまだ判断できない。
実際のところ、「Windows」の他のバージョンのシェアも、8月からほとんど変化を見せていない。
NetMarketShareのデータによると、9月は多くの人が現在のWindowsのバージョンに留まった月だったようだ。その理由は季節的なものかもしれない。9月は学生にとって学期が始まる月であり、人々が休暇を終えて仕事に戻る月でもある。したがって人々はWindowsの新しいバージョンにアップグレードする以外に、多くのやるべきことを抱えているのかもしれない。2014年9月の数字でも、Windowsのさまざまなバージョンについてウェブトラフィックが前月からわずかに減少していた。
全体的に見ると、Windows 10は前バージョンと比べて出足は好調だ。その普及率は、「Windows 8」発売時の同じ期間の普及率をはるかに上回っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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