Googleは米国時間9月30日、Jibe Mobileを買収したことを明らかにした。Jibe Mobileは、携帯通信事業者と共同でリッチコミュニケーションサービス(RCS)の導入に取り組んできた企業だ。
RCSはこれまでのSMSメッセージングをさらに高度化したサービスで、今日のデータ通信が主流となったネットワークや携帯端末により適した新しい機能を追加するものだ。
Jibe Mobileは2006年に設立され、RCSが「SMSの進化形と位置づけられる新しい標準」になることを予見し、2010年からRCSへの取り組みを開始した。RCSは、GSM Associationが支援するプログラムとして2012年に正式に立ち上げられ、当初は「joyn」と呼ばれていた。
今回の買収により、Googleは「『Android』でよりいっそう優れたメッセージング体験を作り出す」計画だと述べている。同社はこれまでにも、「Google Voice」や「Google Hangouts」といった標準のメッセージアプリで、このような取り組みを繰り返し行ってきた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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