グーグル、「Nexus 5X」と「Nexus 6P」を発表--「Android 6.0」搭載の新端末

Roger Cheng Richard Nieva (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年09月30日 07時26分

 Googleは米国時間9月29日、LG製の「Nexus 5X」とHuawei(ファーウェイ)製の「Nexus 6P」という「Nexus」シリーズスマートフォン2機種を発表した。両端末は同日、Googleがサンフランシスコで開催したイベントで披露された。

 Nexus 5XとNexus 6Pは、349ドルと499ドルからの価格でそれぞれ販売され、どちらも29日から予約受付が対象国で開始されるが、出荷は10月の予定だ。

 両スマートフォンには、標準の「Android 6.0 Marshmallow」が搭載される。Android 6.0は、新しいNexus 5XとNexus 6Pにプリインストールされるほか、他のNexusシリーズスマートフォンにも来週、アップデートとして提供開始される予定だ。

 Nexus 5XとNexus 6Pはともに、指紋センサを背面に装備する。Googleが「Nexus Imprint」と呼ぶこのセンサは、同社のモバイル決済サービス「Android Pay」に対応する。

 また両端末には、アップグレードされた12.3メガピクセルの背面カメラが搭載されており、室内でさらに美しい写真が撮影できるほか、超高解像度の4K動画が録画可能で、Appleの「Live Photos」機能のようなアニメーションGIFが作成できる。前面カメラは、Nexus 6Pで8メガピクセル、Nexus 5Xで5メガピクセルである。

 各スマートフォンは、64ビットのQualcomm製プロセッサを搭載し、電源やコンピュータに接続してデータを転送するための薄く高速な新しいUSB Type-C入力を備える。また両端末では、「Project Fi」が利用可能になる予定だ。GoogleのワイヤレスサービスであるProject Fiは、複数の事業者によるWi-Fi信号とセルラー信号を組み合わせて持続的なデータ接続を確保する。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]