Googleは米国時間9月29日、LG製の「Nexus 5X」とHuawei(ファーウェイ)製の「Nexus 6P」という「Nexus」シリーズスマートフォン2機種を発表した。両端末は同日、Googleがサンフランシスコで開催したイベントで披露された。
Nexus 5XとNexus 6Pは、349ドルと499ドルからの価格でそれぞれ販売され、どちらも29日から予約受付が対象国で開始されるが、出荷は10月の予定だ。
両スマートフォンには、標準の「Android 6.0 Marshmallow」が搭載される。Android 6.0は、新しいNexus 5XとNexus 6Pにプリインストールされるほか、他のNexusシリーズスマートフォンにも来週、アップデートとして提供開始される予定だ。
Nexus 5XとNexus 6Pはともに、指紋センサを背面に装備する。Googleが「Nexus Imprint」と呼ぶこのセンサは、同社のモバイル決済サービス「Android Pay」に対応する。
また両端末には、アップグレードされた12.3メガピクセルの背面カメラが搭載されており、室内でさらに美しい写真が撮影できるほか、超高解像度の4K動画が録画可能で、Appleの「Live Photos」機能のようなアニメーションGIFが作成できる。前面カメラは、Nexus 6Pで8メガピクセル、Nexus 5Xで5メガピクセルである。
各スマートフォンは、64ビットのQualcomm製プロセッサを搭載し、電源やコンピュータに接続してデータを転送するための薄く高速な新しいUSB Type-C入力を備える。また両端末では、「Project Fi」が利用可能になる予定だ。GoogleのワイヤレスサービスであるProject Fiは、複数の事業者によるWi-Fi信号とセルラー信号を組み合わせて持続的なデータ接続を確保する。
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