パイオニアの100%子会社である中国現地法人 先鋒電子(中国)投資有限公司(パイオニア中国)は9月29日、中国のインターネット関連企業「百度(バイドゥ)」とテレマティクスサービス分野で協業したと発表した。
バイドゥが提供するテレマティクスサービス「百度CarLife」に対応した車載機器の開発、製造受託企業の第1号に認定され、11月からカーメーカー向けに対応車載機器を出荷する。
百度CarLifeは、スマートフォンと対応車載機器をUSBもしくはWi-Fiで接続することで、車載機器での表示や操作、音声認識などのコントロールができるというもの。カーナビのほか、交通情報、音楽、電話、天気や課金システムなどのサービスを用意している。
中国では、スマートフォンの普及により、インターネットにいつでも接続できる環境が整いつつあり、今後車載サービスにおいても車からネットワークへの接続を前提としたテレマティクスサービスの拡大が期待されているとのこと。バイドゥが提供する中国市場にマッチしたテレマティクスサービスを、パイオニアのカーOEM事業におけるハードウェア開発などの技術、ノウハウなどをいかし、高品質なサービスとして提供していくという。
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