体験が大幅に向上している。「iCloud」がサポートされ、容易にフォルダを作成できるようになったことで、標準搭載アプリで簡単に情報を整理したいというAppleファンにとって、Notesが有力な選択肢になる可能性もある。確かに、もっと強力なツールの代わりにはならないだろうが、自分に合ったツールが他にないなら、有力な候補として残るはずだ。
生活の質を高めてくれる小さな改善点もたくさんある。アプリスイッチャーの見た目が新しくなり、今開いているアプリがこれまでのように画面の大部分を占拠するのではなく、少し細めのページが表示され、スワイプで切り替えやすくなった。小さな変化だが、一度に表示されるアプリが増えたので、必要なアプリをすばやく選び、使わないアプリを簡単に閉じることができる。キーボードにもかなりうれしい変更があり、シフトキーを押すと、キーボードの文字が大文字に変わるようになった。シフトキーを解除すると、すべて小文字になる。これも些細な変更点だが、パスワードの入力がずっと楽になるだろう。
他の新機能の話も耳にしたが、そちらはどうなっているのかと不思議に思う人もいると思う。アプリアイコンを長押しして表示するコンテキストメニューや、「Hey, Siri!」と呼びかけるだけで、本体が電源に接続されているかどうかに関係なくSiriを起動できる機能などだ。
こうした機能は、新モデルiPhone 6sかiPhone 6s Plusでしか利用できない。どちらの機能もAppleの新型端末のハードウェアと結びついており、おそらくソフトウェアアップデートには組み込めないだろう。
後編に続く。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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