UPDATE Appleは米国時間9月14日、新しい「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」の初期需要が堅調であると述べた。
Appleは12日に最新「iPhone」2機種の予約受付を開始し、発売日である9月25日の前に顧客が製品を確保できるようにした。Appleのオンラインストアなど、一部のオンラインサイトは、予約開始直後の約1時間利用できない状態だった。しかしそのような技術的な問題にもかかわらず、予約注文は殺到したようだ。
2機種の予約注文は世界中で「非常に好調」で、iPhone 6s Plusのオンライン需要は「ことのほか好調」だと、Appleの広報を担当するTrudy Muller氏は述べた。予約台数は、「このままのペースでいくと」「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」が最初の週末に記録した販売台数1000万台(予約受付開始から24時間の予約注文400万台超)を上回るとMuller氏は述べた。この数字は、「iPhone 5」発売後最初の週末の販売台数の2倍だった。
Muller氏は、これまでに受け付けたiPhone 6sとiPhone 6s Plusの実際の予約台数を明らかにしなかった。予約注文の予測については、The Wall Street Journalが最初に報じている。
2014年はAppleが大きな変化を示した年となった。サムスンなどの競合企業が提供する「Android」搭載の大型スマートフォンに対抗し、同社初となる大画面スマートフォンを発売した。iPhone 6とiPhone 6 Plusは、期間全体を通して販売されていた初の四半期(2014年10〜12月)に、7450万台という記録的な売り上げを達成した。Gartnerによると、Appleは同四半期、スマートフォン市場シェアでサムスンを上回ったという。ただし翌四半期に、サムスンは首位を奪回した。
2015年は、iPhoneにとって隙間の年となっており、あまり大きな変更が加えられていない。大きな新機能の1つには「3D Touch」があり、アプリのアイコンを押す力の強さによって異なるアクションの実行を可能にする。しかしその他は、プロセッサ、カメラ、Touch ID、本体などの微調整にとどまっている。
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