iPhone 6sとiPhone 6s Plusの予約台数が押し上げられたのは、2015年には中国の数字が含まれたことが理由となっている可能性があるとウォール街のアナリストらは考えている。巨大市場の中国は、2014年にiPhoneが発売された最初の週末に販売対象国となっていなかった。
これによって前年との正確な比較が難しくなっており、Appleが実際の予約台数を明らかにしなかったことは疑問の余地を残した。
「Appleは通常、最初の24時間で受け取った注文台数に関して最新情報を提供する」とSanford C. Bernstein & CoのアナリストToni Sacconaghi氏は述べる。「しかし、Appleは今日、この数字を明らかにしなかった。これによって、2014年の400万を下回った『可能性がある』のではという疑問を抱かせる結果となった」(Sacconaghi氏)
また、モバイル市場も2014年とは異なっている。人々はこれまで、スマートフォンに対し、2年ごとにしか新しい端末を得られないように制限する契約下で補助金が適用された金額を支払ってきた。米大手通信事業者4社は現在、スマートフォンをより頻繁に新しい機種にアップグレードできるように、小売価格を全額支払うオプションを消費者に奨励している。つまり、2014年にiPhone 6とiPhone 6 Plusを購入した消費者のうちより多くの人が、契約に縛られていなければ、最新モデルを入手しようと考える可能性がある。Appleは現在、iPhoneの購入者が一定の月額料金を1年間支払って、翌年の新モデルを購入できるアップグレードプログラムを提供している。
新しいiPhoneは、12カ国のApple直営店で現地時間9月25日午前8時に発売される予定。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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