ついに発表された「iPad Pro」--「Surface Pro 3」「MacBook Air」とスペックを比較

Dan Ackerman (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年09月10日 11時30分

 ノートPCと同じくらい便利なタブレットという概念は、初代「iPad」が発表される前からタブレットメーカーが売り込んでいるものだ。Appleの新しい「iPad Pro」も同様の概念を宣伝しており、娯楽コンテンツを消費するメインストリームのユーザーだけでなく、オフィスワーカーやクリエイティブプロフェッショナルもターゲットにしている。

 Microsoftの「Windows」を搭載するタブレットやハイブリッドの場合、そうした概念を売り込むのはiPad Proより簡単である。なぜなら、それらのWindows搭載端末は、ノートPCやデスクトップと全く同じデスクトップアプリケーションを実行できるからだ。「Android」や「iOS」などのモバイルOSを搭載する端末は、独自のネイティブアプリケーションと、「Photoshop」や「Microsoft Office」などのプログラムの特別なバージョンに制限されており、それらのプログラムはWindowsやAppleの「Mac」コンピュータ向け「OS X」OSのバージョンほど柔軟ではない、または豊富な機能を備えていないことが多い。

 iPad Proには、より大型かつ高解像度のスクリーンとキーボードカバー、アクティブスタイラス、さらに「Microsoft Office」やAdobe Photoshopの新機能が詰まったバージョンとそのほかのiOSアプリが追加されており、Appleは同タブレットをノートPCの真の代替品として宣伝している。

 iPad Proのスペックと機能をMicrosoftの「Surface Pro 3」、同様の価格帯の13インチ「MacBook Air」の両機種と比較してみよう。以下のリストで、われわれは各機種のベースモデルを比較し、別売りのキーボードとスタイラスが用意されている場合はそれを追加した。

ベースモデルの価格:

(米ドル。別売りのキーボードとスタイラスが用意されている場合はそれを追加)
Apple iPad Pro:1067ドル(799ドル+169ドル+99ドル)
Microsoft Surface Pro 3:928ドル(799ドル+129ドル)
Apple MacBook Air:999ドル

スクリーンサイズ/解像度:

Apple iPad Pro:12.9インチ、2732×2048
Microsoft Surface Pro 3:12.0インチ、2160×1440
Apple MacBook Air:13.3インチ、1440×900

プロセッサ:

Apple iPad Pro:Apple A9X
Microsoft Surface Pro 3:1.5GHzのIntel Core i3
Apple MacBook Air:1.6GHzのIntel Core i5

ストレージ/RAM:

Apple iPad Pro:32Gバイト/RAM容量は不明
Microsoft Surface Pro 3:64Gバイト/4Gバイト
Apple MacBook Air:128Gバイト/4Gバイト

重量:

Apple iPad Pro:713g
Microsoft Surface Pro 3:798g、キーボードカバー装着時は約1.1kg
Apple MacBook Air:1.35kg

バッテリ持続時間:

Apple iPad Pro:10時間(Appleの公称値)
Microsoft Surface Pro 3:7時間28分(米CNETのバッテリ耐久テスト)
Apple MacBook Air:18時間00分(米CNETのバッテリ耐久テスト)

iPad Pro

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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