ユカイ工学は9月8日、同社が企画・販売するロボット「BOCCO(ボッコ)」用のiOSアプリに加え、Androidアプリ(バージョン4.4対応)の提供を開始した。
BOCCOは、7月に販売を開始した「家族をつなぐコミュニケーションロボット」をコンセプトとするロボット。インターネットに接続するための無線LAN(Wi-Fi)と、センサと通信するためのBluetoothを搭載しており、インターネットを経由して、スマートフォンと音声メッセージをやりとりできるほか、家庭内に設置したセンサの情報をスマートフォンに通知させるといったことが可能だという。
また、Linux OSを搭載しており、BOCCOの本体アプリをカスタマイズできるほか、API経由でさまざまなWebサービスと連携が可能。携帯電話の代わりにスマートハウスやIoTデバイスへのアクセスの窓口として利用できるという。
価格は税込3万1320円で、「DMM.make ROBOTS」または「au Wallet Market」から購入できる。
さらに同日より、リノべると提携し、住宅での音声による通知が「状況に応じた音声」での通知となる、BOCCOのAPIを利用したアプリケーションの開発を開始する。これにより、給湯器などから決められた音声の再生しかできなかったものが、ニュースや天気予報、家族の帰宅時間など、相手に合わせた内容で伝えることができるようになるという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス