9to5Macの8月17日付けの長文記事では、「情報筋」の話として、新型Apple TVに関する新情報がいくつか伝えられた。開発コード名「J34」とされる新型Apple TVには、Appleのスマートフォンとタブレット向けモバイルOSであるiOS9をテレビ向けに最適化したバージョンが搭載されるという。よりiOSに近くなった新しいインターフェースに加えて、専用のアプリストアも重要なコンポーネントだ。
「サードパーティーアプリケーションのサポートとApple TV向けの完全なソフトウェア開発キット(SDK)が、この新型デバイスを支える2本の柱になる。つまり、開発者はiPhoneやiPadと同じようにApple TV向けにアプリを開発できるようになるということだ。これらのアプリケーションは、新型Apple TVでアクセス可能な専用アプリストアからダウンロードできるようになる公算が大きい」(9to5Mac)
Apple TV向けのサードパーティー開発が、iPhoneのときほど大当たりすることはないだろう。9to5Macの報道によると、初期の開発の中心は、メディア企業がApple TVで新しいチャンネルを公開するための動画中心のアプリだという。しかし、Appleのことなので、クールな新アプリがいくつか公開され、ゲームも大量に登場するかもしれない。
NVIDIAの200ドルの「Android TV」端末「SHIELD」と異なり、新型Apple TVは4Kストリーミング(現在はNetflixやAmazonなどが提供)をサポートしないと報じられている。「4Kは素晴らしいが、今はまだ初期の段階だ」。Buzzfeedの4月5日の記事で、情報筋の1人がこう語っている。サポートが見送られた主な理由としては、4Kコンテンツの不足、4Kストリーミングに関連するコスト、4K環境を持つ世帯がまだ少ないことが挙げられた。
報道によると、「大幅に機能強化」されたAppleの新しいタッチパッド搭載リモコンには、物理ボタンが2つしかないという。現行のリモコンより分厚く、サイズは「Amazon Echo」のリモコンと同じくらいになる見込みだ。こうした詳細情報はThe New York Times(NYT)の5月9日の記事で最初に報じられた。NYTの情報源は「この製品について説明を受けたことがあり、匿名を条件に取材に応じた従業員」とされている。
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