ソニーは9月8日、バランスドアーマチュアドライバを3基搭載したインナーイヤー型のヘッドホン「XBA-300」を発表した。HDスーパートゥイータを備える。発売は10月10日。想定税別価格は2万8000円前後になる。
フルレンジ、ウーファ、HDスーパートゥイータと3基のバランスドアーマチュアドライバを搭載。各ドライバユニットは、アーマチュアの振動をロスなく振動板に伝える振動板一体の連結ロッドを採用した「ダイレクト・ドライブ構造」と、対称形状により振動の対称性を高めた「シンメトリックアーマチュア」による「リニアドライブバランスドアーマチュアドライバーユニット」で、透明度の高い音質を再現するとしている。
音導管には、真鍮を採用することで内径を拡大し、伸びのあるクリアな中高音を実現。ドライバユニットには、マグネシウム合金を採用することで、堅牢性をもたせたほか、音の立ち上がりを改善した。
ケーブル長は1.2m。脱着も可能で、ソニー製のヘッドホンケーブル「MUC-M」シリーズへのリケーブルにも対応する。OFC(Oxygen Free Copper)に銀メッキを施した銀コートOFC線により、なめらかな高音域を再現。左右のセパレーションを改善し、クロストークを低減する独立グラウンドケーブルも採用する。重量は約7g。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」