Amazonが、クリスマス商戦に向けて6インチ画面を搭載する50ドルのタブレットをリリースする計画だと、The Wall Street Journal(WSJ)が報じている。Amazonが現在提供する6インチタブレット「Fire HD」の半額となるこの新しい製品は、市場で最も低価格なタブレットの1つになる見込みだ。
Amazonは2015年に、8インチ画面や10インチ画面の製品などを発売する計画で、同タブレットはその第1弾となる。10インチ画面の製品は、Amazonの現行の「HDX 8.9」タブレットよりも大型になるとWSJは報じている。Amazonは、この報道に関するコメントを控えた。
6インチ画面を搭載するAmazonの「Fire HD 6」は現在、同社最低価格のタブレットとして99ドルで販売されている。このモデルはスクリーンセーバーに広告を表示するが、広告なしのモデルは114ドルで販売されている。WSJは、新しいタブレットに広告が表示されるかどうかは不明だとしている。
Amazonは、2014年に「Fire Phone」でスマートフォン市場への参入に失敗した後、タブレットを含むコンシューマ向けデバイス製品の戦略を縮小したとされている。Amazonはこの数週間で、「Kindle」「Kindle Fire」「Fire Phone」を含む同社のコンシューマ向けデバイスを数多く手がける極秘のハードウェア部門Lab126から数十人ものエンジニアを解雇したと報じられていた。
Lab126でまだ開発が続けられているものとして、「Kabinet」という開発コード名の台所用コンピュータがある。「Echo」と同じ音声コマンド技術を採用し、インターネット接続された家庭のハブとして機能すると、WSJは報じている。特殊なメガネを装着することなく3D画像を表示するタブレットも、開発中であるとされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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