ソニー、新「4K BRAVIA」は最薄部約4.9mmの超スリム--壁掛け設置に最適

 ソニーは9月7日、4Kテレビ「BRAVIA」に最薄部約4.9mmのスリムモデル「X9000C」シリーズを追加した。壁と一体化した「壁掛けスタイル」で設置できる。発売は10月24日。


「BRAVIA X9000C」シリーズ

 X9000Cシリーズは、現行機「X8500C」と「X9400C/X9300C」の間に位置するミドル機。55V型の「KJ-55X9000C」(想定税込価格:35万円前後)と、65V型の「KJ-65X9000C」(想定税込価格:55万円前後)の2モデルをそろえる。

 奥行き3.9cm、最薄部約4.9mmのスリムボディが特徴で、壁から約4cmの距離に設置できるため、テレビの影が映らず、壁と一体化したような壁掛け設置を実現。壁掛け金具も同梱する。

  • 最薄部は約4.9mmのスリムボディを実現

  • HDMI端子などへの入力機器は、画面の下部を持ち上げて接続できる

  • 壁掛け金具

 バックライトはエッジ型のLEDで、上位機同様の4K高画質プロセッサ「X1」を搭載。超解像エンジン「4K X-Reality PRO」により、フルHD映像を高精細化処理し、鮮明な4K映像へとアップコンバートする。

 さらに2015年内中のアップデートにより、HDR(High Dynamic Range)映像の再生にも対応。輝度、色情報量をフルに引き出すことで実物に近い映像が得られる。

 9月2日に映像配信サービスを開始する「Netflix」に対応するほか、2015年中のアップデートにより「ひかりTV 4K」「アクトビラ 4K VOD」などのネット動画サービスの視聴環境も整備。「スカパー!プレミアムサービス」チューナも内蔵し、4K放送の視聴も可能だ。

 本体下部には、メインスピーカ2つ、ウーファ2つの2.2chスピーカを備え、放送やネット動画の音声をCD以上の高音質に変換する「DSEE」も内蔵する。薄型のホームシアターシステム「HT-NT3」と組み合わせれば、壁掛け設置ができるハイレゾ対応のホームシアターシステムも構築できる。

 据え置き設置ができる付属スタンドは、外側のほか、内側スタンドとしても使用が可能。テレビの両サイドと下部に少し隙間のあるデザインを採用することで、画面が浮いているような効果が得られ、見ていて没入感を得られやすい。

 ソニーでは、X9000Cシリーズの登場により、2015年で9モデルの4Kテレビを発表。55V型以上の大型モデルを拡充することで、4Kテレビの比率拡大を狙う。

  • テーブルトップ設置時用のスタンドも付属する

  • テレビのサイドと下部に隙間を設けることで画面が浮いているように見える

  • 赤外線リモコンのほか音声タッチパッドリモコンが付属する

 

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