BASEは9月7日、オンライン決済サービス「PAY.JP(ペイドットジェーピー)」の提供を開始すると発表した。
PAY.JPは、個人・法人を問わず、既存のウェブサービスやネットショップにクレジットカード決済機能を無料で導入できる開発者向けの決済サービス。RESTのAPIまたは、PHPやRubyなど、開発言語ごとに提供しているライブラリを利用して簡単にクレジットカード決済機能を導入できる。
費用は決済手数料(1決済あたりの手数料:VISA/MasterCardは3.0%、AMEX/JCB/Diners Club/Discover Cardは3.6%)のみかかり、初期費用、月額費用ともに無料。また、クレジットカード業界のセキュリティ基準であるPCI DSSに準拠しているという。
同社が運営するネットショップ開設サービス「BASE」との違いについては、BASEはクレジットカードや入金管理付きの銀行振込など、多様な決済手段を有するショッピングカート機能を実装したネットショップ開設サービスであるのに対し、PAY.JPは、より独自性の高いショッピングシステムやウェブサービスなどで、課金の仕組みを提供したい場合に利用できる決済代行サービスだとしている。
同社では、サービスの提供開始から2016年5月末までの期間限定で、PAY.JPを導入した個人・法人を対象に決済手数料無料キャンペーンを実施するという。
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