エプソン、新「カラリオシリーズ」--モノクロ作品にも適した新6色染料インク採用 - (page 2)

エプソンブランド制定40周年

セイコーエプソン 常務取締役 プリンター事業部長の久保田孝一氏(左)とエプソン販売 代表取締役社長の佐伯直幸氏(右)
セイコーエプソン 常務取締役 プリンター事業部長の久保田孝一氏(左)とエプソン販売 代表取締役社長の佐伯直幸氏(右)
カラリオブランドとして初めて登場した「MJ-800C」
カラリオブランドとして初めて登場した「MJ-800C」

 エプソン販売 代表取締役社長の佐伯直幸氏は、「2015年は、エプソンブランドを据えて40周年。ブランドに込めた意味を見つめ直し、さらなる驚きや感動をお届けしたい」と挨拶した。

 また、カラリオも1995年の誕生から20周年を迎える。「1994年に初めてインクジェットプリンタを投入し、方向性が固まった。カラーのインプットとアウトプットの領域を制覇しようとし、“Carario”と命名。おなじみのブランドに成長できた」(佐伯氏)と振り返った。

鉄道写真家の中井精也氏
鉄道写真家の中井精也氏

 発表会には鉄道写真家の中井精也氏が登壇し、おすすめポイントとして(1)やる気にさせる高級感のあるデザイン(2)作品印刷も複合機としての日常使いもできる(3)モノクロからマット紙までそつなくこなす(4)PCレスで、プロ仕様のプリントができる(5)モノクロ印刷がきれい(6)Epson Print Layoutで簡単印刷(7)安い──の7点を挙げた。

 中でも、PCレスでマット紙に印刷したところ、「Photoshopでちまちまやっていたのはなんなのか。Photoshopから出力したものとプリンタまかせのものを比較したら、プリンタまかせのほうがきれいでショックだった」とエピソードを明かした。

 中井氏は「マット紙を経験してほしい。紙の風合い、ペーパーが作品の雰囲気を左右する。紙を選べるのはプリンタ所有者の特権なのでは」と語る。

 子どもの絵を写真に撮って飾ったり、手書き文字を加えてプリントしたりする中井氏自身の実例を見せ、「プリントを通して家族との時間を持てる。日本人は写真はたくさん撮るが、写真を飾ることが少ないのでないか。PCに閉じ込められた写真を開放してあげてほしい」とアピールした。

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