エプソンは、ビジネスプロジェクタの新モデルとして7機種を発表した。全機種で3000ルーメン以上の明るさを確保したほか、1920×1200ピクセルの超高精細を実現するWUXGAモデル「EB-U32」、想定税別価格で3万円台の「EB-S04」、3600ルーメンの「EB-X36」などをそろえる。
エプソンは、2014年を持ってビジネスプロジェクタで20年連続でトップシェアを獲得。2014年の国内シェアは60%を超える。エプソン販売取締役販売推進本部長である鈴村文徳氏は「1994年に発売した『ELT-3000』が20年連続の国内シェアNo.1のきっかけになったモデル。前機種に比べ明るさは2倍、コストとサイズ、重量は2分の1に押さえ、明るく、求めやすく、コンパクトに仕上げたモデルだ。エプソンのコア技術である3LCDのメリットはカラーも明るい画面であること。その色再現の良さがお客様に支持をいただいた」と今までを振り返った。
新たに発表された7機種は、いずれも3000ルーメン超えの高輝度モデル。重量が3kg以下で、A4サイズというコンパクトサイズを実現し、SVGAモデルからWUXGAモデルまで、使用シーンや搭載機能によって選べるラインアップ展開を図る。
いずれもエプソンが「コア技術」と話す3LCD方式を採用し、全白はもちろんカラー映像での明るさも確保。扱いやすいスライド式の台形補正「ピタッと補正」を採用するほか、新機能として、よく使う機能をすぐに呼び出せる「ホーム画面」も設け、使い勝手も進化した。
専用アプリ「Epson iProjection」を使えば、タブレットやスマートフォンかの画面をスクリーンにそのまま投写することが可能。EB-U32以外はオプションの無線LANユニットが必要になるが、ワイヤレスでスライド、拡大、書き込みなどのプレゼンも実現する。
エプソンでは、今回発表した7機種を買い求めやすい価格と明るさを両立したベーシックモデルとして投入。今後1年間で約8万台を販売する予定だ。
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