8月18日~8月24日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
Appleは、Apple Music、Apple Watchと、「Apple」の名を冠するサービスを充実させている。その中でも、Apple Storeは、厳密には製品とは言い切れない直営店の名前だが、「Apple」を冠したサービスの中でも「体験を伝える」という点で大きな役割を果たしている。
そんなApple Storeの店内は、製品ラインアップの変化やサービスに応じて、少しずつ、しかし全世界的に変化し続けている。直近の変化の計画は、記事によるとiPadを活用した製品紹介のデジタルサイネージをやめたほか、MacBookシリーズを陳列する際のディスプレイの角度も変わるようだ。
アップル、直営店のレイアウト刷新を計画か–多数の製品を陳列可能に(8/20)それでは、1週間のニュースを振り返っていこう。
Apple Musicは6月30日に開始された。サービス登録から3カ月は無料トライアル期間となっており、6月30日に飛びついた人々の無料期間終了は9月30日となっている。調査によると、およそ5割の人が継続しない意向が見られるとしているが、Appleは79%が継続して使っていると反論している。
いずれにせよ、有料化された際にどれだけのユーザーが残るのかが課題だ。Spotifyはこれまでに7000万人の会員を集め、うち2000万人が有料ユーザーだ。Appleは直近の数字で、1100万人のユーザーを集めたとしているが、この数字がどこまで伸び、そしてどれだけの人が課金開始以降も残るのか。
AppleはApple Musicを新たな音楽マーケットにしようとしている。CDのマーケットを破壊したiTunesが、自ら作ってきた「購入」や「ダウンロード」という煩わしさを定額音楽サービスで排除しようとしている。加えて、「アーティストが活動しやすい場」になろうとしている。
例えば、2014年9月に開催してきた「iTunes Festival」は、今年から「Apple Music Festival」に名前を変え、Apple Musicの機能をフル活用したデジタルフェスを試す予定だ。こうした取り組みにユーザーが魅力を感じてくれるのかに、注目したい。
Apple、恒例の豪華ライブイベントを9月に開催–「Apple Music Festival」へ名称変更(8/18)筆者は第2世代のApple TVを使い続けている。デザインは現在の小さな黒い箱と同じだが、現行モデルとは違いフルHDをサポートしていないモデルだ。壊れることもないし、iPhoneからのAirPlayを主として使っているため、さほど不便を感じたこともなかった。
ただ、もしApple TVが刷新されるのであれば、十字キーしかないリモコンの煩わしさや、いちいち映像サービスを選んで番組を探さなければならない操作の数の多さ、そしていちいちiPhoneから「AirPlay」を選ばなければならない面倒くささを、なんとかして欲しいと思っている。
Apple TVが例えば4K再生に対応するプロセッサを備えれば、自然とゲームへの対応やSiriのサポートなどを実現することになるはずだ。もちろん、秋以降のモバイルOSであるiOS 9を搭載してくれてもよい。
AirPlayについてはNFCのタップで映像が流せる、といった他のメーカーのデバイスやテレビであれば「当たり前のこと」は実現して欲しいと思っている。また、GoogleのIoT対応Wi-Fiルータ「OnHub」のような、付加的な機能があっても良いかもしれない。
大きな不満がないわりには、意外と要求が膨らんできている。それがApple TVの現在ではないかと考えられる。
次期「Apple TV」用OS、「iOS 9」ベースか(8/19)「iPad Pro」はこれまでよりも大きなサイズで発売されるとみられているタブレットで、iPadだけでなくタブレット市場全体の低迷に対する打開策となるかに期待と注目が集まっている。
ForceTouch対応の感圧Retinaディスプレイを搭載するとの予測が出ており、これにデジタルペンを組み合わせた新しい操作性に期待が高まる。550万台のiPad Proと100万本のスタイラス販売が予測されている。
この数字は、iPadの売り上げ規模を押し上げることは間違いないが、大きなタブレットに対するニーズや使い方についても、今後検証がなされていくことになるだろう。
「iPad Pro」、画面解像度は2048×2732か(8/20)iPhone 6 Plusの一部にカメラの不具合が報告され、Appleは無償交換を実施すると発表した。「iSight Camera Replacement Program」は、対象となるiPhone 6 Plusかどうかをチェックするページを設けており、対象者は無料で交換してもらえる。
対象となるデバイスのユーザーは、フォーカスが合わないといった不具合が発生しているようだ。筆者も交換対象のiPhone 6 Plusを利用しているが、確かにフォーカスが非常に遅く、結果的に合わなかったり、スムーズな手ぶれ補正が効かなくなるという経験をしている。
一部の「iPhone 6 Plus」にカメラ不具合、無償交換へ(8/24)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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