グーグル、EUによる独禁法違反の申し立てに反論

Richard Nieva (CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 吉武稔夫 (ガリレオ)2015年08月28日 12時05分

 Googleからの欧州連合(EU)へのメッセージは、「業界で支配的なGoogleの検索エンジンは、EUで競争を阻害してはおらず、むしろ競争を促進している」というものだった。

 Googleが米国時間8月27日、欧州の規制当局が5年前に開始した独占禁止法違反の訴えに対して新たに反撃した内容だ。

 Googleの法律顧問であるKent Walker氏は、820ワードの声明の中で、「Googleは欧州の消費者の選択肢を増やし、あらゆる規模の企業に貴重なチャンスを提供しているとわれわれは考えている」と述べている。

 これは、GoogleとEUとの間で長期にわたり繰り広げられている争いにおける最新の回答だ。問題となっているのは、Googleが世界で最も有力な検索エンジンという地位を乱用し、自社のショッピングサービスを競合相手のサービスよりも不当に優遇しているというEUの主張だ。この争いで、Googleは多額の罰金を支払うことになる可能性がある。

 Walker氏は、「これらの主張は間違いだと考えている」と述べている。

提供:Brooks Kraft/Corbis
提供:Brooks Kraft/Corbis

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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