Googleからの欧州連合(EU)へのメッセージは、「業界で支配的なGoogleの検索エンジンは、EUで競争を阻害してはおらず、むしろ競争を促進している」というものだった。
Googleが米国時間8月27日、欧州の規制当局が5年前に開始した独占禁止法違反の訴えに対して新たに反撃した内容だ。
Googleの法律顧問であるKent Walker氏は、820ワードの声明の中で、「Googleは欧州の消費者の選択肢を増やし、あらゆる規模の企業に貴重なチャンスを提供しているとわれわれは考えている」と述べている。
これは、GoogleとEUとの間で長期にわたり繰り広げられている争いにおける最新の回答だ。問題となっているのは、Googleが世界で最も有力な検索エンジンという地位を乱用し、自社のショッピングサービスを競合相手のサービスよりも不当に優遇しているというEUの主張だ。この争いで、Googleは多額の罰金を支払うことになる可能性がある。
Walker氏は、「これらの主張は間違いだと考えている」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」