Googleは米国時間8月20日、今後数週間のうちに「Android Wear」搭載デバイス向けにソフトウェアアップデートを行うと発表した。文字盤にインタラクティブ性とより多くの情報を追加することに主眼を置くという。
このアップデートは、先ごろ行われたAndroid Wearコンパニオンアプリの改良に続くものだ。
公式には、Android Wearデバイスのアップデート後、当初は3つの新しい文字盤が提供されるが、開発者は正式に独自のコンプリケーション(文字盤の追加機能)を作成できるようになる。
「Bits Watch Face」では、バッテリ残量、カレンダーイベント、日付、不在着信、新規メール、歩数計、株価、タイムゾーン、天気予報など、文字盤に多くのコンプリケーションが追加される。これらの各コンプリケーションはタップするだけで開き、さらに詳しい情報を表示する。
「Android」向けの「Under Armour Record」アプリでもインタラクティブな文字盤が追加され、デバイスの所有者は、歩数、消費カロリー、移動距離など、さまざまなアクティビティの統計値をスワイプで切り替えられる。
最後は、Android Wear向けにGoogle自身が開発した「Together」アプリで、「Apple Watch」のような機能を数多く追加するものだ。
Android Wearデバイスの所有者同士なら、文字盤をペアリングして、写真、絵文字、アクティビティ、通話待機などの情報を共有できる。Togetherを利用すると、文字盤に絵を描いたり落書きをしたりして、描いたものを相手に送信できる。
Android Wearの新しいアップデートと同時に、開発者向けには追加のAPIも提供され、文字盤に独自のインタラクティブ性を追加することが可能になる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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