Googleは米国時間8月17日、「Google Hangouts」に特化した新しいウェブサイトを開設した。ユーザーはこれまでHangoutの会話にアクセスしたければ、多くのGoogleドメイン(「Gmail」や「Google+」など)の1つを開く必要があったが、今後はウェブブラウザからhangouts.google.comにアクセスするだけでHangoutsを利用できる。
新ウェブサイトは「Chrome Hangouts」アプリと同様の体験を提供するが、ユーザーがページ上で開始したチャットは小さなブラウザウィンドウとして表示される。
ログイン後、使用中のブラウザでHangoutsプラグインを承認するよう求められるかもしれない。このプラグインを承認しなければ、ウェブ経由でHangoutsを使うことはできない。したがって、Hangoutsを利用したければ、承認する必要がある。
ページの左側に、会話リストが表示される。会話の1つをクリックすると、右下に小さなチャットウィンドウが開かれる。
そこから、文字を入力したり、写真やステッカー、絵文字など、GmailやスマートフォンでHangoutsを使用するときと同様にさまざまなコンテンツを送信したりすることができる。写真を会話ウィンドウにドラッグ&ドロップして、即座に送信することも可能だ。
特筆に値する特徴の1つは、会話ウィンドウをページの外に移動できることだ。そうしたいときは、チャットボックス上部に配置された右上を指す矢印をクリックする。チャットウィンドウをページから分離した後は、さまざまなデスクトップ上で自由に移動させることが可能で、ユーザーの好きな場所に設置することができる。
メニューアイコンをクリックすると、さまざまなオプションのリストが表示される。ここでは、連絡先や会話リストを閲覧したり、電話をかけたりすることができる。ビデオHangoutの機能と同様、電話をかける機能もチャットウィンドウ内から直接実行することが可能だ。
さまざまなHangoutsアプリの各々へのリンクも用意されている。
全体的に見ると、Hangoutsの専用サイトについて特筆すべきことはそれほど豊富ではない。最低限の機能だけが用意されている。仮にHangoutsがウェブだけで利用可能なスタンドアロンアプリだったら、正にこんな感じになるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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