Googleにとって、スマートホームに関して同社で最も大きな役割を担っているのはNestだ。Nestは、Googleが2014年に30億ドル以上で買収したデバイスメーカーで、サーモスタット、煙感知器、ホームセキュリティ用カメラを開発している。同社は、元Apple幹部のTony Fadell氏が創設しており、同氏は、シリコンバレーにおいてハードウェアの第一人者と認識されている。しかし、Fadell氏とNestはOnHubの開発に関与していないとGoogleの広報担当者は述べた。
Googleは5月、「Brillo」と呼ばれるソフトウェアプラットフォームを発表しており、同プラットフォームは、スマートホームデバイスの支援を目的としており、それらのデバイスが画面を持っていなくても対応することが可能となっている。
OnHubは、Appleの「iPhone」とGoogleのモバイルOS「Android」を搭載する端末の両方に対応するスマートフォンアプリによって制御される。同ルータのソフトウェアは、自動的に更新される。また、各機器の使用帯域幅を示したり、いずれかの機器の接続を高速化するように優先度を設定したりすることができる(「Netflix」の連続視聴に使用している機器など)。
OnHubは、Googleのオンラインストア、Amazon、Walmart.comなどのウェブサイトから予約注文可能だ。数週間のうちに米国とカナダの小売店舗で販売開始される予定だと、Googleは述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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