Galaxy S6と同様、Note 5も本体の縁の部分が角張っており、前面が平らで、背面に少しだけ湾曲した部分がある(ただし、背面そのものはまったくの平面)。S6 edgeやedge+のように、画面の端に大きな湾曲はないが、上端と下端はゆるやかな弧でわずかにふくらんでおり、画面中央より厚くなっている。今回のモデルも手のひらがいっぱいになるほど大きな画面ではあるが、全体的な感触としては、やはりスリムだ。どちらかと言えば分厚いNote 4と比較すると、特にそう感じられる。
AMOLEDディスプレイのサイズは5.7インチと変わらないが、Note 5本体の寸法は小さくなっており、2014年のNote 4より全体的にすっきりとスリムな印象になった。片手で操作したいユーザーにはうれしい知らせだろう。スクリーン面積は変わらず、全体のサイズは小さくなったからだ。2560×1440ピクセルの解像度(515ppi)は2014年モデルと同じで、詳細な部分まで非常に鮮明に表示される画面に仕上がっている。実際には必要ないくらいの精細さかもしれない。
ディスプレイの下には、いつもどおり2つのソフトキー(「Recent Apps」と「Back」)があり、その間に物理ホームボタンがある。ホームボタンは、指紋リーダーとしても、また「Google Now」の起動ボタンとしても機能する。電源/ロックボタンは右側に、ボリューム調整ボタンは左側に配置されている。下部には標準のMicro-USBの充電ポート、ヘッドセットジャック、S Penのホルスターがあり(残念ながら、期待されていたUSB-Cではなかった)、上部にSIMカードトレイがある。
背面には、16メガピクセルのカメラレンズレンズ、フラッシュ、心拍センサが見える(前面カメラは5メガピクセルで、ディスプレイの上、右から3分の1くらいの位置にある)。取り外し可能な背面プレートやバッテリはなくなり、拡張ストレージスロットも廃止された。
NoteシリーズのS Penは、毎年少しずつ変わっている。今回のスタイラスは、Note 5のホルスターに収納するとき、ノック式ボールペンのようにカチッと音がするようになった。楽しいような気もするが、かなりぴったりとフィットするので、筆者は取り出すのにとても苦労した。このプラスチック製のペンには、長く平らな面があり、机の上から転がり落ちないようになっている。1つだけあるボタンは、誤って押してしまわないよう表面からわずかに引っ込んでおり、これは従来のS Penの設計でも共通だった。
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