サムスンは米国時間8月13日、同社最新の大画面搭載スマートフォン「Galaxy Note 5」と「Galaxy S6 edge+」を発表した。Appleや他の「Android」搭載端末ベンダーに流れた顧客の奪還を図る構えだ。
Galaxy Note 5とGalaxy S6 edge+は米国とカナダでは8月21日に発売される。米国では13日午後3時に予約注文の受付が開始した。
2端末とも5.7インチの画面を搭載。edge+は両側面まで回り込む曲面ディスプレイを採用する。どちらもメタルとガラスでできた高級感漂うデザインが採用されている。同社は2015年に入って発売した「Galaxy S6」と「Galaxy S6 edge」から、より高級な素材を採用するデザインに移行した。
新しい2種類のファブレット(スマートフォンとタブレットの中間に位置するサイズの端末を指す)は、「Android 5.1」(開発コード名:「Lollipop」)を搭載し、16メガピクセルの背面カメラと5メガピクセルの前面カメラを備える。またどちらも、サムスンが独自に開発した8コアプロセッサ「Exynos 7420」を搭載する。Exynos 7420は、Galaxy S6とGalaxy S6 edgeに搭載されているチップと同じ高度な技術を基に開発されている。両端末は、高速充電と高速ワイヤレス充電機能に加えて、商品購入時の「Samsung Pay」による支払いを可能にするNFC(近距離無線通信)チップを搭載する。
S6 edge+はNote 5よりもやや小さい。寸法が小さく、重量もNote 5の171gに対して、S6 edge+は153gである。両端末ともにカラーはブラックサファイアとゴールドプラチナ、シルバーチタン、ホワイトパールで、32Gバイトと64Gバイトのストレージオプションから選択できる。Noteにはスタイラスも装備されるが、edge+にはスタイラスはない。
また同社は、Note 5の「Keyboard Cover」ケースも披露した。これによって、Note 5のタッチスクリーン上に物理的なキーボードが追加される。
サムスンはこれまで、9月にベルリンで開催される家電見本市「IFA」で同社の最新主力ファブレットを披露してきた。しかし今回は、時期を数週間早め、発表の場をニューヨークに移した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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