Qualcommが米国時間8月12日、新バージョンのGPUと画像処理プロセッサ(ISP)をリリースした。これにより、「Snapdragon」モバイルチップにさらに高度な機能が実装され、コンピュータビジョンやデジタル一眼レフに近い品質の写真撮影などを処理可能になる。
「Adreno 5XX」GPUアーキテクチャの一部であるこの技術は、Qualcommの次期製品である「Snapdragon 820」および「Snapdragon 620/618」プロセッサに組み込まれる。
Snapdragon 820をベースとするデバイスは2016年上半期に登場する予定だ。このチップには、Qualcommの14ビットISP「Spectra」も搭載される。
これらの新製品が意味するのは、モバイルチップメーカーは次世代のユーザーエクスペリエンスに向けた準備を進めており、そこでは低消費電力を実現しつつ、コンピュータビジョンとグラフィックスおよび仮想現実(VR)が中心になるということだ。一方、デバイスメーカーはスマートフォン分野でカメラの質に関して競争を激化させている。
Qualcommによると、「Adreno」GPUプラットフォームは、前バージョンと比べて消費電力が40%削減され、性能が40%向上するという。
さらに、Adrenoには以下の機能もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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