Twitterは米国時間8月12日、ユーザーが互いにプライベートに通信する手段として人気のダイレクトメッセージ機能で、140字の制限を廃止したと発表した。
上限は、140字から1万字に引き上げられた。ちなみに、Facebookの「Messenger」の文字数上限は2万文字。
FacebookやWhatsAppなどの他のメッセージアプリとの競争が激化するのに伴い、他社に後れをとらないようにしようとするTwitterの意図が垣間見られる。
Twitterのダイレクトメッセージ担当製品マネージャーを務めるSachin Agarwal氏は、「これでユーザーは自由に、長いメッセージを書き、より自然かつ快適に言いたいことを表現できるようになる」と述べた。
業績低迷に苦しむTwitterだが、6月に発表していた今回のアップグレードによって、より広範囲にわたるユーザーを獲得し、ウォール街の投資家らの不満を和らげることができるかもしれない。Twitterは、約3億1600万人もの月間アクティブユーザーを擁するが、Facebookの15億人と比べると見劣りする。それが、広告主への訴求や収益の増加を図るうえでの大きな問題となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果