次期「iPhone」、米国時間9月9日に発表か--新「iPad」「Apple TV」も同日に登場の可能性

Shara Tibken (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年08月08日 10時23分

 Appleにとって9月9日は、再び幸運を呼ぶ日となるかもしれない。

 BuzzFeedは米国時間8月7日、Appleが製品発表イベントを9月7日の週に開催する可能性があり、その可能性が最も高いのが9月9日だと報じた。この開催時期は、同社における過去数年間の戦略と合致しており、「iPhone 6」を発表した2014年も同様で、その発表イベントは9月9日だった。iPhone 6と大型の姉妹機である「iPhone 6 Plus」は、Appleにとってこれまでで最も売れたデバイスとなり、同社を世界で最も収益性の高い公開企業にした。

 BuzzFeedによると、Appleは、新しいiPhoneとともに、新しい「iPad」そして「Apple TV」の刷新も同イベントで発表するという。このことは、Appleの従来の戦略が途切れる可能性があることを示している。同社は、自社のスマートフォンとタブレットを別々のイベントで発表していた。通常、iPhoneの発表が9月にあり、iPadの発表が10月に続いている。両製品が一度に発表されるということは、Appleが製品に大きな変更を加えていないことを示唆する可能性がある。ただし、市場専門家は、同社が新しい12.9インチの「iPad Pro」を発表することを待ち望んでいる。BuzzFeedによると、iPad Proは9月のイベントにおいて不確定要素だという。

 Appleはコメントを拒否している。

 2015年のiPhone投入は、「S」サイクルになる。つまり、デバイスには新しいハードウェアデザインが加えられない代わりに、他の調整が施される可能性がある。このような調整の例としては、iPhone 4Sに加えられたAppleの音声アシスタント「Siri」がある。Appleは、「Force Touch」技術を新しいデバイスに加えると予想されており、同技術によりiPhoneは、ユーザーがディスプレイをタップした時の強弱を識別できるようになる。他の調整としては、より高速なプロセッサとカメラ、そして、カラーオプションなどが考えられる。

 また、Appleは、新しい「Apple TV」を披露すると予想されている。同製品は、インターネットベースのテレビサービスとともに登場する可能性がある。これらの製品は、Appleが6月に開催した開発者会議で発表すると考えられていたが、先送りされている。報道によると、Appleは、放送事業者側と契約を結ぶことができず、新しいサービスにチャンネルを提供することが間に合わなかったという。

Appleは、iPhone 6とiPhone 6 Plusを米国時間2014年9月9日に発表しており、その後継機種も今年の同じ日に登場する可能性がある。
Appleは、iPhone 6とiPhone 6 Plusを米国時間2014年9月9日に発表しており、その後継機種も今年の同じ日に登場する可能性がある。
提供:CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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