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ウェディングをITの力でもっと楽しく幸せに--Syn.がアイデアソンを開催

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 スマートフォン時代の“中心のないポータル”を目指して、インターネットサービス事業者15社の20サービスが参画している連合体「Syn.Alliance」を運営するSyn.ホールディングスは8月6日、参画企業が集まって革新的なアイデアを発掘することを目的としたアイデアソン「Syn.lab」を開催した。


 今回のアイデアソンでは、各参画企業の担当者20人が参加。テーマは、Syn.Allianceの拠点がある青山エリアに結婚式場が集中していることにちなみ「青山WeddingをITでHuck!!」となった。結婚式にまつわる課題をITで解決するという内容で、各企業の担当者は、5人ずつのグループに別れて、それぞれアイデアの考案とディスカッションに臨んだ。普段頭を固くして考えているビジネスモデルや収益性は一旦忘れ、ユーザーが楽しく幸せになれる尖ったアイデアを考えることが、このアイデアソンの目的だ。

ネットサービス事業者が考える、「ウェディング×IT」で生まれる革新とは?

 イベントに先立ち、審査員でSyn.ホールディングス代表の森岡康一氏は、「参画している多くのサービスが融合していくという取り組みは、日本で私たちにしかできないこと。このアイデアソンが、面白いアイデアをどんどん生み出し実現していく、その第一歩になれば」とコメント。ここで生まれた企画アイデアの実現に向けて、実際に企業に売り込みたいと意気込みを述べた。また、同じく審査員でワデット代表取締役の和田裕介氏は、「既存の何かを便利にするというものではなく、新しい概念や価値観を生み出してほしい」と参加者に呼びかけた。


Syn.ホールディングス代表の森岡康一氏

 そして、審査員として参加した、フリーウェディングプランナーで『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』のモデル(ビリギャル)である小林さやか氏が、最近のウェディング事情について説明。小林氏は、結婚することが決まったカップルが、まず結婚式場選びから準備を始めることによって結婚式場が決めた枠組みに縛られてしまうと語る。それによって、プランナーを選ぶことができない、持ち込むアイテムやできる演出に制約が多い、装花や演出を依頼する業者を選べない、価格が高く他に選択肢がないといった課題が生まれていると指摘した。

  • 審査員として参加した、フリーウェディングプランナーの小林さやか氏

 その上で、「ウェディング業界は、連絡や注文に依然としてFAXを使っているなど、まだまだITに疎い面がある。もっとITを活用していくべき業界で、今回のアイデアソンがいいヒントになれば」と語り、参加者から課題を解決する斬新なアイデアが生まれることに期待を寄せた。

 そして、約50分間のディスカッションを経て、各チームが考案したアイデアをプレゼンテーション。各チームからは、結婚式に必要な企画や制作に多くのクリエイターが協力できるクラウドプラットフォーム「クラウドファウェディング」、結婚式の参列者が事前にネット上でつながって式の企画やサプライズ演出を考えることができるSNS「祝う会」、新郎新婦のSNSと連携して、新郎新婦の趣味志向に合わせたおすすめの企画内容をレコメンドするサービス、新郎新婦が思い描く幸せな結婚式のためにクラウドファンディングで資金を集めたり、ウェディングプランナーの立候補を募ったりすることができる「クラウドWedding」などのアイデアが発表された。

 各チームからは、結婚式の課題解決のためにソーシャルネットワーク、クラウドファンディング、シェアリングエコノミー、サービスプラットフォームなどの考え方を取り入れた斬新なアイデアが生みだされた。中でも印象的なのは、結婚式というひとつのイベントのためだけのサービスではなく、結婚後のライフイベントを共有したり、さまざまなライフステージに合わせたビジネスモデルを組み合わせたりといった、その後の夫婦の人生までも考慮したサービス設計をしているチームが多い点だ。

  • ホワイトボードを使ってアイデアをまとめる

  • 考案したアイデアを3分間でプレゼンテーションした

  • 「プランナーマーケット」を考案したチーム

 審査の結果、「実現性が高く、目的に対してシンプルに価値を提供できるサービス」(森岡氏)との理由で、新郎新婦の要望に対してプランナーから提案された企画を選んで結婚式を作ることができる「プランナーマーケット」を考案したチームが優勝した。

 アイデアソンを終えて、小林氏は、「プランナーとして感じるのは、新郎新婦は結婚式にまつわる膨大な情報量にかなり疲れてしまっていること。その時間や手間を省けるサービスは魅力的に感じた」と語った。また和田氏は、「各チームで企画の傾向が似ている一方で、それぞれチームならではの独自色を出していて、大変興味深かった」と感想を述べた。また、森岡氏は「とても良いブレストができ、アライアンスの結束も固まったのではないか。これからも、参画企業の力を合わせて新しいインターネットの世界を生み出していきたい」と締めくくった。

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