Appleが、「Siri」をユーザー専用のパーソナライズされた留守番電話として利用するボイスメールおよびテキスト変換サービスを開発中であると報じられている。
AppleがSiriを利用するボイスメールサービスのテストを行っていると、Business Insiderが米国時間8月3日に報じた。通話受信時にユーザーが電話に出られなかったり出たくない気分だったりする場合に、Siriが個人用メッセージで応答するという。「iCloud Voicemail」と呼ばれるこの新サービスは、ボイスメールをテキストに変換し、ユーザーが時間の空いたときに簡単に読めるようにする。
Business Insiderによると、同サービスの動作は次の通りだ。Siriは着信に応答するが、汎用のメッセージをただ流すだけではない。iCloud Voicemailは、現在の居場所や電話に出られない理由などの情報を、特定のユーザーに知らせることが可能だ。ボイスメールはAppleのサーバに送信され、そこでSiriがボイスメッセージをテキストに変換し、ユーザーの「iPhone」に表示して、テキストメッセージや電子メールと同じように読み取れるようにする。
Appleの従業員らは現在、この新しい「iCloud」サービスとSiriの統合をテスト中で、2016年中のリリースを目指しているとBusiness Insiderは述べている。Business Insiderは、Apple従業員がこのサービスを使用しているという情報を数週間前に入手したという。この情報が正しいとすれば、2016年後半に「iOS 10」がリリースされる際には、このサービスが利用できるようになるかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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