世界最大のソーシャルネットワークFacebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は米国時間7月31日、Priscilla Chan夫人との間に第1子となる女の子が誕生する予定であることを明らかにした。Zuckerberg氏は、自身のFacebookアカウントにこう投稿した。「私たちはすでに、世界中の人たちの暮らしに触れる機会に恵まれている--Cilla(Chan夫人)は医師および教育者として、そして私はこのコミュニティーと慈善活動を通じて。私たちは今後、私たちの子供や次の世代にとって世界をよりよい場所にすることに力を注いでいく」
この投稿でZuckerberg氏は、最近の超音波検査で娘が親指を立てて「いいね!」をしたと書いている。Facebookで広く使われている機能のアイコンのことだ。「娘が自分似なのはすでに確信している」という。
本稿掲載時点で、Facebookの最高執行責任者(COO)であるSheryl Sandberg氏を含め、167万人超のFacebookユーザーが「いいね!」をクリックしている。
31日の投稿の中でZuckerberg氏は、かなり個人的な話として、夫妻が過去数年にわたり子どもを授かろうと試みながらも、3度の流産を経験したことを明らかにした。Zuckerberg氏は、人々の間でもっと多くの会話が交わされるよう促すために、この件を公表することにしたという。
Zuckerberg氏は次のように記している。「子供ができたと分かると、希望に満ちあふれた気持ちになる。どんな人間になるのか想像したり、将来への希望を夢に描いたりするようになる。計画を立て始めたところで、それが葬り去られる。これはやるせない経験だ。ほとんどの人は流産について話し合わない。この問題のせいで疎外されたり、自分の評価が下がったりするのを心配するからだ。まるで自分に欠陥があるか、自分が何かしたせいで流産したかのように思ってしまう。そこで1人で苦悩することになる」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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