NTTコミュニケーションズは7月30日、電力の利用状況から居住者の活動状況を判断し、離れて暮らす家族の生活を見守ることができるサービス「おげんきりずむ(仮称)」のフィールドトライアルを、8月より開始すると発表した。
おげんきりずむは、1人暮らしの高齢者世帯などの分電盤にセンサを設置し、計測された利用電力の推移から生活リズム(睡眠時間/外出時間/在宅活動時間の3つ)を判断。その結果をスマートフォン用アプリで表示するというもの。
リアルタイムの生活リズムだけでなく、過去と比較した変化も知ることができるほか、居住者が長時間活動していない場合には、アプリに通知が表示される。フィールドトライアルは、医療法人社団 博友会 金沢西病院(石川県金沢市)と連携し、事業化に向けた検証を実施する。
提供予定価格は、初期費用が1万円程度(電力センサ、ネットワーク接続装置など)、月額利用料が1000円程度(アプリ、モバイルネットワーク)となっており、サービスの提供開始は2016年春を予定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力