NokiaがAlcatel-Lucentの買収に一歩近づいた。
Nokiaは156億ユーロ(約166億ドル)でのAlcatel-Lucent買収に関して、欧州委員会(EC)の承認を得た。
この買収が実現すれば、世界最大級のネットワーク機器メーカー2社が合併することになり、Nokiaは市場リーダーであるEricssonやHuaweiにより効果的に対抗できる。さらに、この買収は、Nokiaが以前と根本的に異なる形とはいえテレコム業界の中心に興味深い帰還を果たすことも意味する。
かつては世界最大の携帯端末メーカーだったNokiaだが、スマートフォン時代に入り、後れを取った。Nokiaは2014年、携帯端末製造部門を72億ドルでMicrosoftに売却しており、創業150年の同社が数十年ぶりに携帯端末市場からいなくなった。その代わりに同社は、(セルラーおよび事業用ネットワークを支える)ネットワーク機器に再注力するようになった。2013年にいったん売却したNokia Siemens Networksの資産を買い戻し、今回はAlcatel-Lucentを買収しようとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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