サイバーなサイクリングを実現するARスマートグラス「SENTH IN1」が、クラウドファンディングサービスIndiegogoで支援募集中だ。
SENTH IN1は、透過式ディスプレイを備えるサイクリング用のスマートグラス。自転車で移動する際に役立つ機能を備え、多種多様な情報を目の前の景色に重ねて表示する。
例えば、走行した距離や時間、最大速度、平均速度、現在の速度、消費カロリーといった情報を、視線を前に向けたまま走りながら確認できる。Bluetoothと無線LAN(Wi-Fi)に加えANT+無線通信プロトコルにも対応しており、他社製の心拍計などさまざまなデバイスから送られる情報の表示も可能。
ナビゲーション機能を備え、曲がり角では進行方向を矢印で路面に重ねて示す。通話や写真/ビデオ撮影が可能で、SNSでリアルタイムに共有できる。
コントロールは、ハンドルに取り付けるリモコンのリング型タッチパネルとボタンを親指で操作して行う。手をハンドルから離す必要はなく、操作結果がSENTH IN1の表示にフィードバックされるので視線を落とさないで済む。
なお、前を見たまま操作したり情報確認できたとしても、そちらに意識が集中すると予期せぬ状況への対応が遅れることもあるだろう。そこでSENTH IN1には、対向車や歩行者、動物、障害物の存在を検知して警告する機能が搭載されるという。
Indiegogoでの目標金額は4万ドル。記事執筆時点(日本時間7月23日11時)で集まった金額は約7000ドル。
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