Strategy Analyticsは米国時間7月22日に発表したレポートの中で、前四半期の「Apple Watch」の出荷数は400万台だったと推測している。この数値が正確であるか、少なくとも実際の値にかなり近いとすれば、Appleは現在、世界スマートウォッチ市場の75%のシェアを獲得していることになる。
Apple初のウェアラブル製品であるApple Watchが4月に発売されてから、売れ行きが予測を下回っているのではないかと懸念する声も聞かれた。Fortuneは今週、アナリストらの推測値をまとめた調査結果を公開したが、アナリストらの予測は、下は285万台から上は570万台までとまちまちで、平均は約400万台だった。Appleは21日の第3会計四半期決算の発表で、同スマートウォッチの具体的な販売台数を明かさなかったことから、真相は闇に包まれている。
Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は決算発表後のアナリストとの電話会議で、「四半期末の時点で供給が需要に追いついていなかったにもかかわらず、(Apple)Watchの販売台数は私の予想を上回った」と述べた。同氏はさらに、需要が低下しているとの懸念が起きていた6月に、Apple Watchは最も高い売り上げを記録したと付け加えた。調査会社Slice Intelligenceは7月に入り、Apple Watchの1日あたりの販売台数は、発売後最初の1週間から7月初旬までに90%減少したとのレポートを発表していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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